「初修外国語」の世界へようこそ

異文化へのパスポートを手に入れよう!

 外国語を学ぶことは、かつて経験したことのない、予想もしなかった世界へのパスポートを手に入れることです。パスポートを手にすると、自分の物差しでは測ることのできない「スケールの異なる」世界へと通じる回路が開かれます。そこには「ガリバー旅行記」さながらの世界が待っています。
 でも、ほんとうに面白いのは、ガリバーの旅行からみなさんが帰還したときです。その時自分がどのように変わっているか、想像してみてください。その時の自分の姿を!

この初修外国語の世界にはどんな言語がある?

ドイツ語
ドイツ語と英語は兄弟語ともいうべき近い関係にあるため,基本的な語彙はよく似ています。例えばhouse = Haus,brother = Bruder,sing = singen などのように,すぐに連想で意味が分かる単語もあります。ただし英語とは異なり,名詞や動詞に語形変化があるため,語順などの点ではむしろ日本語に近い側面もあります。また語形変化があるおかげで,文の構造を理解することが容易になり,基本文法を修得すれば辞書を片手に一人でテキストを読み進むことも可能となります。ドイツ語が公用語として使用されている国は,ドイツ以外にオーストリアやスイス(人口の75%),ルクセンブルクなどがあります。ドイツ語圏からは,アインシュタインをはじめハイゼンベルクやガウスなど数多くの科学者が輩出しているため,理工系の分野での日本とドイツ語圏との結びつきは歴史的に深いものがあります。

フランス語
フランス語を話すのは誰?もちろん,「フランス人」ですね.でもこの場合のフランス人とは,地理的な意味での「フランス」に限定されません.「天国に一番近い島」と言われるニュー・カレドニアやタヒチ,カナダのケベック州ではフランス語が「国語」として話されています.また植民地があったアフリカやインドシナ半島,フランスのお隣のベルギーやルクセンブルク,スイスではフランス語が公用語として使われています.こうして世界中で多くの人々がフランス語でコミュニケーションを行い,自分たちの生活や文化を営んでいます.フランス語を通してそうした未知の生活や文化に触れることが,「国際化」の進む21世紀に生きる私たちの視野を広げ,豊かにしてくれることでしょう.それではAllonsy ensemble(〈アロンズィアンサンブル〉一緒にやりましょう)!
中国語
21世紀に入り,凄まじい経済成長を示している中国は,世界経済・政治に与える影響がますます大きくなっています。全世界人口のほぼ1/5を占める中国人は,中国人口の90%以上を占める漢民族の言葉,いわゆる中国語を使用します。中国語の文字は漢字を使いますが,その漢字は日本語の漢字と同じものもあれば異なるものもあります。それは中国が独自に簡略化した文字(「马」=「馬」,「头」=「頭」)で,簡体字という正式な字体です。漢字の発音は中国式ローマ字つづりで表示します。これは私たちが英語で慣れ親しんだ読み方とは違います。母音の少ない日本語に対して中国語は36の母音と21の子音がありますが,これらを覚えるのが中国語学習の第一歩です。加油!(頑張れ!)

ドイツ語・中国語・フランス語e-Learning講座を利用しよう!

 日本大学理工学部には、独自に開発したe-Learning教材として、「e-Learning ドイツ語」と「初級中国語講座」「中国語検定試験教材」、そして「原則と例外で学ぶ【表解】フランス語文法」があります。
 このe-Learning教材を利用して、いつでも、どこでもインターネットを通してドイツ語・中国語・フランス語を学習することができます。授業の予習や復習としても、また検定試験対策用としても活用できます。e-Learning教材は、WebClassにあります。

e-Learning 教材の利用方法

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